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じっくり訪ねたいバルト三国周遊10日間

2018年4月3日

5年に一度のラトビアの歌と踊りの祭典も見学(7月2日出発限定)
じっくり訪ねたいバルト三国周遊10日間

プロジェクションマッピング/イメージ

(左)ヴュルニュス/リトアニア イメージ(中央)リガ/ラトビア イメージ(右)タリン/エストニア  イメージ

INDEX


1.ツアー日程と旅行代金

出発日:
6月4日(月)~6月13日(水)
7月2日(月)~7月11日(水)**歌と踊りの祭典**
9月10日(月)~9月19日(水)

詳細日程と旅行代金はこちらから


2.旅行に役立つバルト三国一般情報

  リトアニア共和国 ラトビア共和国 エストニア共和国
面積 65,300㎦ 64,590㎦ 45,230㎦
人口 約285万人 約213万人 約132万人
言語 リトアニア語 ラトビア語 エストニア語
現地通貨 ユーロ(EUR) ユーロ(EUR) ユーロ(EUR)

位置:ヨーロッパ北東部のバルト海沿岸に位置します。

気候:ヨーロッパ北東部に位置しますが、四季はあります。冬が長く(11~3月の間)、通年で東京より5~10℃位気温は低くなります。1日のうちでも気温の移り変わりが激しい為に、着脱可能な洋服で調整してください。

日本からの移動:現在、日本からは、いずれの国へも直行便は就航しておりません。ヨーロッパ各地からの乗換となります。今回、利用するのはターキッシュエアラインズ。東京~イスタンブール間の所要時間は、12時間10分。イスタンブール~ヴュルニュス間の所要時間は、2時間50分となります。(その日の気流・天候等で所要時間は違います。)

両替:現地通貨は、3ヵ国共ユーロなります。成田空港や外国為替を扱っている銀行等で両替が可能です。成田空港の一部の両替所では、ユーロの硬貨も入手する事が出来ます。両替は出来るだけ小額紙幣等を入手する方が現地で使用しやすいです。ユーロはヨーロッパ各地で使用できる通貨となりますので、円高の際に多めに両替されるのが良いですね。

電圧とプラグ形状:電圧は日本とは異なり220V。プラグも日本とは異なりCタイプ(丸ピン2穴)となります。電圧に関しては、一般的にスマートフォン(或いは携帯電話)やカメラの充電器に変圧器が内蔵されている場合が多いのでご確認ください。プラグに関しては、変換用のプラグが必要です。世界各国対応のマルチプラグ(組み合わせにより自在に変化するプラグ)が大変便利です。また、100円均一ショップ等でも変換プラグを扱っている場合があります。

トイレ事情:主に洋式の水洗トイレとなります。日本の様に温水洗浄便座機能はほぼありません。有料(0.2~0.5ユーロ)のトイレも多くありますので、出来るだけホテルやレストラン等でお済ませください。

水道水:水道水の飲料は避けてください。現地でペットボトル入りにお水を購入。その際には、ガス入りとガス無があるので注意(一般的にガス入りのペットボトルは固めです)。また、日本からスーツケースに2~3本ペットボトルのお水を持参すると便利です。

時差:3ヵ国共、日本より7時間遅れています。観光シーズンと重なる、3月最終日曜~10月最終日曜までサマータイム(夏時間)が実施されるので、その際の時差は1時間少なくなり、日本より6時間遅れとなります。夏の間は日照時間が長く、1日が有効に使えます。


3.感動!日本のシンドラー「杉原千畝氏」/リトアニア

杉原記念館/イメージ

杉原記念館/イメージ

杉原記念館/イメージ

杉原記念館/イメージ

「命のヴィザ」発給。第二次世界大戦中、ドイツ軍に追われるユダヤ人達の為に独自の判断で日本のトランジット(通過)ヴィザを発給しました。その数は、1ヵ月で2,139通にもなります。リトアニア領事官閉鎖後は、渡航許可書を発給し、杉原千畝氏自身も出国という最後の日は、駅にまでユダヤ人達は押し寄せ、最後の渡航許可書は、車窓からの手渡しだったそうです。緊迫した世界情勢の中、自分の命すら危ない状況の中で、この人道的な判断を下した杉原氏は、「諸国民の中の正義の人」としてイスラエルで表彰されています。
杉原氏が赴任したカウナスの日本領事館は、現在「杉原千畝記念館」として一般に公開されています。もちろん実際に査証を発給した執務室も見学できます。非人道的な行動に対して、人道的な行動を独断で下した杉原氏を同じ日本人として大変誇りに思いました。
以前、添乗でお客様をこの場所へご案内した際に、杉原幸子さん(千畝氏の奥様)が書かれた本を朗読してこの地へ向かったことがあります。でも、途中から涙で読むことが出来ませんでした。バス車内からも鼻をすする音があちらこちらから聞こえました。その後その本を手にしたお客様が、著者である杉原幸子さんへ手紙を出されました。すると、幸子さんご本人からのご丁寧な返信が届いたそうです。素晴らしいですね。
この杉原記念館を訪問すると、戦争の惨状や人種差別の現状に目を背けてしまいそうですが、同時に素晴らしい勇気と魂を持ち、信念を貫いた日本人の魂を感じる事が出来ます。是非、一度、訪れて下さい。

■本ツアーでは、特にリトアニアをじっくり見学します。湖畔に浮かぶ佇まいが美しいトラカイ城、通常のツアーではあまり立ち寄らない、港町のクライペダやクルシュー砂丘、ユネスコ無形文化遺産の十字架の丘。どこもフォトジェニックな素敵な場所です。

トラカイ城 /イメージ

トラカイ城/イメージ

クライペダ/イメージ

クライペダ/イメージ

クライペダ/イメージ

十字架の丘/イメージ


4.歌と踊りの祭典/ラトビア

バルト三国では、それぞれの国が5年に一度、「歌と踊りの祭典」を開催します。3万人以上が参加する国家的イベントです。バルト三国は、かつて、ロシア帝国の支配下に置かれていました。長く辛い時代いわゆる「暗黒の時代」であった思います。それでも自分たちのアイデンティティを失わないために、母国語で歌う歌や民族を象徴する衣装と踊りを絶やさずに続けてきました。それが、ロシア革命時の独立へとつながったのでしょう。
今年は、ラトビア建国100年という記念の年となります。「歌と踊りの祭典」も、ひと際盛り上がると思います。
煌びやかな衣装を身に着けて一見華やかに見えるお祭りですが、人々の独立への思いが込められている事を感じながらご覧いただくとより一層お楽しみいただけるかと思います。(最終日のガラコンサートへは日程上、見学できませんのでご了承ください)

■本ツアーでは、ラトビアの首都リガの他に、18世紀建造のバラの庭園に囲まれたルンダーレ宮殿も観光します。バルト海のベルサイユとも呼ばれる宮殿観光をお楽しみください。

クライペダ/イメージ

ルンダーレ宮殿/イメージ©Vilnius Tourist Information Centre

リガ旧市街/イメージ

リガ旧市街/イメージ©Vilnius Tourist Information Centre

リガ空撮/イメージ

リガ空撮/イメージ©Vilnius Tourist Information Centre


5.魅力溢れる島の観光/エストニア

エストニアは、ヨーロッパの中でも独特の言語を持ち、フィンランド語やマジャール語(ハンガリー)と同じウラル語族となります。現地の方が話している言葉を聞いていても全く馴染みがないちょっと面白い言葉です。英語・フランス語・ドイツ語等を話す人は多いと思いますが、エストニア語を話す人は私の周りにも1人もおりません。フィンランドとはフィンランド湾を隔ててたった90kmしか離れておりません。
豊かな自然に囲まれたエストニアは、首都のタリンだけではなく、離島観光がいちおし。バルト海には約1500の大小様々な島が点在しますが、その中でも最大の島がサーレマ島。日帰り観光だけではなくて、1泊するので静寂な雰囲気も堪能できます。「素朴」という言葉がぴったりな離島での滞在は、非日常空間そのもの。サーレマ島へ行く途中に、ムフ島のヴァトナ農場に立ち寄り郷土料理をいただきます。野菜をたくさん使用した料理は素朴だけどとてもおいしくいただけますよ。
都会とはまた違った魅力があり、その国本来の姿を見る事が出来るのが離島観光の良い所ですね。観光客のあまりいない朝晩に散歩するのもお勧めです。特に夏の時期は日照時間が長く、朝食前でも夕食後でも太陽のもと、散策を充分にお楽しみいただけます。

ヴァナトア農場/イメージ

ヴァナトア農場/イメージ©Visit Estonia

タリン/イメージ

タリン/イメージ©ignaciogr

サーレマ島/イメージ

サーレマ島/イメージ©Visit Estonia

如何ですか?バルト三国へ行きたくなったら、是非、コース詳細をご覧ください。

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※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度、高度、天候でご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。