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2016年7月12日

地球最後の秘境を楽しむ 初めての南極物語15日間

プレノー湾/ 写真は1枚を除きすべて2016年に添乗員が撮影したものです

南極。何を思い浮かべますか?氷の世界でしょうか。昭和基地やタロとジロを想像される方もおられるかもしれません。南極に何があるの?(何もないのでしょ?)とよく聞かれます。いえいえ。南極は変化に富んだとても魅力的な地なのです。そして、今やその地に足を踏み入れることができる。そんな南極をご紹介しましょう。


野生動物との出会い

「野生」ですので、出会えるかどうかは、運次第ではありますが、まず間違いなくご覧いただけるのはペンギン達。2月は雛もだいぶ大きくなってきて、中には親と同じくらいまで成長した雛を見ることもあります。大きいと言ってもまだ雛。親に餌をねだり、追いかけ回す姿はとても可愛らしいものです。
あごにまるでひげのような一本の線の入った「ヒゲペンギン」や目のまわりが白く縁取られた「アデリーペンギン」のコロニーでは、立ち止まっているとペンギン達の方から近寄って来ることも。

ハーフムーン島のヒゲペンギン

ペンギンばかりではありません。今年の南極クルーズでは、本船航行中に沢山のクジラが出現しました。急遽「ゾディアック・ボート」という上陸・クルージング用のボートを出してクルージング。なんと10回近くクジラが飛び上がるブリーチングを見るという幸運に恵まれました。

ちょっとクジラが遠いので、添乗員撮影ではありませんが船内でいただいた奇跡のような一枚もご覧ください。

ハーフムーン島のヒゲペンギン

この黒いボートが「ゾディアック・ボート」です

クジラ以外にもアザラシや海鳥など、多くの種類をご覧いただけることでしょう。


素晴らしきこの世界

南極海域の天気はよく変わります。青空が広がり、上陸観光をしていると汗ばむ陽気になったと思えば、一面霧に覆われて真っ白の世界になったりするのです。そして大きな氷山が崩れ落ちた後は、海一面が氷片で覆われている事もあります。ゾディアック・ボートでクルージング中、一度はエンジンを切って静かな海を体験していただけることと思います。でも南極海域は「静か」ではないのです。どんな音がするかは、行っていただいての、お楽しみとしましょうか。


南極半島へ!

南極大陸は日本の約36倍の大きさがあります。今回ご案内するのは、南米の最南端ウシュアイアから一番近い南極半島です。残念ながら今回の行程では昭和基地には行くことはできません。南極海域まで約2日ドレーク海峡を航行します。「揺れる」と名高いドレーク海峡ですが、気付かず越えてしまうこともあれば、そうでないことも。あまり揺れなくて物足りないという方もいるほどです。さて、皆さんが行かれる時はどうでしょうか?
航海中に行われるのが、安全のためのお話やこれから出会う動物たちの生態についてのレクチャーです。その内容は英語では中々理解しにくいもの。今回は南極のエキスパートが日本語で同時通訳または日本人専用講座でご案内しますので、安心してご参加ください。

次もきっと素敵な南極物語が待っていることでしょう。

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※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度、高度、天候でご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。